ドイツ生まれのワークショップ★ダイアログ イン ザ ダーク 

またまた、衛生士 森です[E:happy01]

目以外の何かで、ものをみようとしたことがありますか?

皆さんはいかがでしょうか?私は仕事柄 視覚90%で生きています。もし今 光を失ったら

到底 不自由な生活を強いられるでしょう。それほどまでに、視覚は私にとってなくてはならない

ものなのです。当たり前のものを失った時、それをどのように受け入れればいいのでしょうか?

前置きが長くなりましたが、昨年夏頃から話題になっていて、興味を持っていた ダイアログ 

イン ザ ダーク(以下DID)に夫婦で参加してきました。

初めて聞く方には???と思いますので少し解説しますね[E:paper]

Dialog=対話する   in the dark=暗闇の中で

まっくらやみのソーシャルエンターテイメントです。

以下HPをコピペしました。

参加者は完全に光を遮断した空間の中へ何人かとグループを組んで入り、暗闇のエキスパートであるアテンド(視覚障害者)のサポートのもと、中を探索し様々のシーンを体験していきます。 

DIDは1989年ドイツ生まれで、大停電が起きた際に、みんながパニックになる中、視覚障害

を持った方だけが、いつもとかわらない生活をしていたことから、発案されたそうです。

日本では1999年より、現在は渋谷 外苑前にて長期開催しています。

週末開催が多く、予約はすぐに埋まってしまいます。平日は企業研修にも使われるようです。

さっそく、外苑前駅を降り 徒歩8分[E:dash]おしゃれなビルの地下1階にそこはありました。3    2

受付にて身分証明を提示して、スタッフさんから注意事項を聞き、準備を整え時間まで待ちます。

私は朝からずっと緊張していて不安でいっぱいでした~

なぜかと申しますと・・・私かなりの『ビビり』でして、暗闇なんてパニックを起こしそうですし・・・

若干 閉所恐怖症のけがあります・・・

もし無理なら、ギブアップ宣言を発令しようなんて考えているうちに、いよいよ私たちの順番に

なりました。

DIDは完全予約制で1ユニット8名 90分かけて行われます。

スタッフに声を掛けられて8名が集合し、薄暗い部屋(前室)へと案内されます。そこで私たちを

待っていたのはアテンド(視覚障害者)の 『ちひろさん』と『アッキー』です。

第一印象は、とてもきれいな声で聴きやすい声でした。

ここからの90分を2人のアテンドの誘導の元、進んでいくのです。

DIDでは健常者である私たちは、視覚障害者のアテンドに助けてもらわなければなりません。

 

健常者と障害者の立場が逆転してしまうのです。

 

まずは白杖と呼ばれる杖のレクチャーを受けます。白杖で地面の感触や障害物をしっかり

キャッチしていくのですが、慣れるまでは地面をうまく触ることができませんでした。

しばらく心を落ち着かせ第2の部屋(ここはかなり暗い・・・)へ移動します。でもまだぼんやりと

見える範囲です。

ここでグループの皆さんに”ニックネームで自己紹介してください” とのこと。

「・・・。」

う~ん(-_-;)  暗くてみんなの顔もみえないことだし・・・ここはちょっと はじけちゃえ~って

ことで

「今日は夫婦で参加しています。ともちんです。」

(すっすみません・・・言ってしまいました[E:sweat02] 後悔・・・[E:sweat01])

全員の紹介が終わったところでいざ、漆黒の世界へ[E:dash]

まったく みえませーん[E:coldsweats02] (当たり前ですが・・・)

「前に進んでくださーい」 「進めませーん」

前に進みたくても[E:foot]方向感覚を失い進めないのです[E:sign03]

だんだん目が慣れてくるだろう[E:eye]~っと思っても、一向に見えません。目を閉じているのと同じ

なのです。

 中での詳細な体験はネタバレになるので次回は私の感想 体験談を中心にアップしようと

思います。

皆さんも暗闇の世界を少し想像してみてください[E:heart01][E:up]

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