歯科と麻酔の関係

どもっ、更新遅れました。丸山歯科勤務医の川野です。
今日は麻酔の話について書いてみようと思います。

歯科治療は恐怖と痛みのイメージが強く、どうやったら痛みがなく治療できるか多くの先達たちによって様々な治療や実験が行われてきました。
それゆえに麻酔方法の多くは、歯科治療を行うために使われていたものが病気や外科処置などの全身麻酔に発展していったとする書物も多くあります。
例えば以前では無痛治療と称して笑気ガスN2Oを用いた治療を行っている歯科医院も多くありました。
笑気ガスが使用され始めた当時は主に抜歯の際に使用されていたようです。
ところが本当に痛みと意識を取り去るためにはかなり高濃度の笑気(80%以上)を吸わせざる得ないため事故もかなり多かったようです。
現在の麻酔科領域での使用方法は50~70%程度。(他の麻酔薬、麻酔ガスを併用して・・・)
現在の歯科領域では30%程度の濃度で少しふわっとした状態で行うことがほとんどです。(ほとんど行われていませんが・・・)

私も子供の全身麻酔などで使った方がメリットが大きい場合以外はなるべく使わないで他の方法で麻酔をかけるようにしています。

なぜか<span style="font-size:150%;line-height:150%;"></span>
それはCO2よりもはるかにオゾン層の破壊を進行させるからです。

確かに一度に使用する量は少量でも、他の病院や医院でも使用されていたら・・・
ちりも積もれば山となる。一人一人が考えて行動を起こせば少しでも環境のためになるのではないでしょうか。

ということで我が丸山歯科医院では笑気ガスを取り扱っていません。
もっときちんと書こうと思っていたのですが、更新が遅れたり仕事が残ってたりで歯切れが悪いですが、時々私が行っている麻酔などについても書いていきたいと思いますのでこれからも「医療法人すずかけの木 丸山歯科医院」をよろしくお願いします。

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