武田邦彦教授と原発問題を考える

[E:happy01]衛生士 増田です[E:happy01]

最近TVや雑誌でお馴染みの原子力の第一人者 武田邦彦教授の講演が藤枝市 小杉苑にて本日行われました。

実は私の知人が武田教授の元教え子であったことから 会場で武田先生にご挨拶することができました[E:shine]とても紳士でステキな方でした[E:note]

ご講演の内容は『原発 エネルギー 環境・・・子供たちのために』 と題して、現在問題となっている原発を中心にお話いただきました[E:sign03]

私が住んでいる地域は浜岡原発から30キロ圏内であることから震災以来 原発問題には関心がありました。浜岡原発が停止して3か月経過していますが、東海地震が起きたときには多くの放射性物質は漏れないとのこと。

また、被害を最小限にするために『救命ボート』を準備すること。

救命ボート・・・溺れるのか?

ここでいう救命ボートとは何かあった時の応急処置。

原発に何かがあった時、放射性物質を被曝しないための処置とは?

 ①横に逃げる

(風向きを調べ放射性物質が拡散する方向には逃げない、原発からの距離の問題ではなく風向き(=放射性物質が拡散する方向)が大事! 放射性物質が来ない、風向きとは横の方向に逃げる!)

 ②インフルエンザ用のマスクを準備

(放射性物質の粒はインフルエンザウイルスよりも大きいためマスクで止まる)

 ③バスを準備

(個人レベルで対応できることではないが自治体などは避難用に準備すること)

その他には川などに放射性物質が混入し水道水が汚染されるので水を準備しておくこと、室内は水拭きし埃(=放射性物質)は蓄積させないこと、衣服に付着した場合はパタパタ払うことなど気を付けることで、被曝する量は減らすことができるそうです。

そして最も関心がある「食品の安全性」については会場からも多くの質問がありました。

特にお子様をお持ちの母親からは学校給食や野菜で注意すべきこと、魚の危険性について多数質問があり、武田教授が詳しく説明してくれました。ここ1年間は食品に含まれる放射性物質に注意していかなければならないとのことでした。

原発問題の他にも温暖化の話もしていただき正確な知識を身につけることができました。

ご興味のおありの方は武田先生のホームページ(http://takedanet.com/)をご覧になられると詳しく説明されていますので、ご参照ください。

武田教授のお言葉の中で最も印象に残った言葉は

『日本が一刻も早く綺麗な大地になることを望んでいる』でした。

今日は2時間という短い時間でしたが、原発問題を考えることができ良かったです。

ちなみに明日18日 ≪たけしのTVタックル≫ に武田教授がご出演[E:tv]

興味深いお話が聞けると思います[E:paper]

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