大崩海岸のお話

 こんにちは、歯科技工士の杉山です。丁度30年位前の今の時期、私   の姉がまだ20代の頃のお話なのですが、その日姉は女友達と2人で、深夜まで静岡で遊んだ帰り道に、焼津の大崩海岸の道路を使って藤枝の自宅まで帰って来た時の事です。

 大崩海岸の道路には幾つかのトンネルがありますが、3つ目位のトンネルに入った時の事、当時は車はマニュアル車が、主流だったため、姉はチェンジギアシフトに、左手を載せて運転していました。すると姉の手に、友人が右手を載せて握ってきたそうです。姉は別に何も思わず、そのままトンネルを通過したそうです。トンネルを抜ける頃、友人は手を放したそうです。

 姉は、友人に「何でトンネルの中で、手を握ってきたの?私の運転が怖かったの?]と聞くと、友人はポカンとした顔で、「信子、(姉の名前)あんた何言ってんの、私あんたの手なんか握ってないわよ!」2人は、顔を見合わせて、猛スピードで大崩海岸を、後にしたそうです。

 現在大崩海岸は、自然災害により、道路が崩壊して通行止めになっています。みんなが早く道路が復旧する事を望んでいます。

あのトンネルのも復旧を待ち望んでいるのでしょうか?・・・・

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